目が腫れました
夜中に泣いたら、朝には目が腫れていました。
目が腫れるほど泣いてしまったのは多感だった中学生の時以来かな、と思う。
泣きたいくらいの悩みは常にあるけど、中学生っていう、子どもと大人の中間みたいな時期の悩みほど繊細なものはなかった。けど、久しぶりにそれがきてしまった。
自分には何もないな、と思う。第一志望の高校に受かることができた中学生以降、ろくに。
第一志望の高校は楽しくなかった。周りに馴染めなかったから。勉強もできなかったし。
勉強できなかったから、大学も地元の私立に進学した。第一志望でも第二志望でも第三志望でもない。
大学院に行きたかった。受験はしたけど落ちてしまったから行かなかった。よく考えたらこんな不真面目な学生が受かるわけなかったな、と卒業間際くらいにやっと気づけた。
新卒で入った会社も、来年の3月で退職が決まっている。
人生で一番努力してた時って、高校受験の時かな。いや、あれは努力してたのかな、てか努力って何だっけ。
自分には何もない。わかってるよ。
そう思ったら夜中に涙が止まらなくなってしまった。次の日仕事だというのに。
勝手に涙が溢れて止まらないなんて、中学生以来だった。ああ、まだこんなに泣けるんだって思った。大人になってしまったのに。
やっとのことで泣き止んだ、けど。やっぱり自分には何もないなあ。